チップ
海外旅行、特に欧米諸国を旅行していて戸惑うことが多いのが、チップです。チップとは、ホテルで荷物を運んでもらったり、ベッドメーキングをしてもらった、あるいはタクシーを利用したり、といった、サービスを利用したときに、「心づけ」として、規定の料金とは別に支払う現金をいいます。
日本には、チップの慣習がありませんから、料金を支払っているのにさらになぜ?と、抵抗を感じる方も少なくありませんよね(実際には、サービス料として知らない間に徴収されていることもあるのですが・・・!)。
しかし、外国におけるチップは、日本におけるお茶代とは違い、サービス業に従事している人の貴重な生活給となっていることが多いのです。また、外国では、基本的にトイレは有料と考えたほうがいい場合もあります。ささいな金額ですが、トイレの前におばちゃん?がデンと座っていて、彼女にチップを払い、紙をもらって入ることが多いです。
チュニジアにもチップの慣習がありますが、強制ではありません。目安としては次のとおりです。ただしサービスに不満があった場合は、渡す必要はありませんし、満足したなら上乗せしてあげても良いですね!
●レストランで・・・飲食代の約1割。
●ホテルのポーターさんに荷物を運んでもらった・・・500ミリーム~1チュニジア・ディナール。
●ルームサービス・・・1チュニジア・ディナール。
その他、現地での1日ガイドには、15チュニジア・ディナール程度です。
チップ用に、小額のお金を多めに用意しておくことをお勧めします。ちなみに、日本では紙などに包んで渡さないと失礼に感じられるかもしれませんが、裸で渡してまったく差し障りありません。