感染病
海外旅行に行く際には、外務省の海外安全ホームページがよく参考になります。その他、チュニジアなどアフリカへの旅行に関しては、厚生労働省の感染症情報も参照してください。
チュニジアは、地中海沿岸は地中海性気候に属し、夏は乾期で、気温は40度近くなること(超えることも!)があります。夏には食中毒をはじめとする感染症が発生することが多くなります。
一方、内陸部では、砂漠地帯となります。年間を通して雨が少なく、寒暖の差が激しく、そのために旅行者が体調をくずすことはあっても、感染症の発生は比較的小数です。
寄生虫の感染は、ないとはいえませんが、アフリカ諸国のなかではかなり低いといえます。
現在、チュニジアでみられる病気としては、以下のものがあげられます。
●食べ物や水から感染する病気・・・コレラ・赤痢、腸チフス・パラチフス、肝炎(A型、E型)、そのほか食中毒や寄生虫による疾患。
●そのほかの疾患・・・B型肝炎、エイズ、破傷風、狂犬病。
チュニジアに限らず、旅行中はついつい自分の体力以上に動くことも多くなります。夜更かしをしたり、食べなれないものを食べたり飲んだりして知らないうちに身体に負担がかかっています。特に夏、5~10月は食中毒に喜一朗をつけ、胃腸に負担をかけすぎないようにしましょう。紫外線対策をしっかりし、昼間の暑い時間帯を避けて観光ルートを組むなどの工夫をすることをお勧めします。
屋台の食事こそがおいしい! のですが・・・衛生的な面を考えると、あまりお勧めできません。